【体験前レビュー】TONEモバイルを子どもに選んだ理由|口コミと不安も全部まとめました

TONEモバイル体験前レビュー 格安SIM・スマホ

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「こどもが親のスマホで知らないうちに10万円以上課金していた」
「動画アプリに夢中で生活リズムが崩れてしまった」
「見知らぬ人とSNSでつながってトラブルに…」

最近よく目にするこんなニュースに、親としてドキッとします。

実際、小学生がゲーム課金で数十万円を超えたという事例も。

金銭的な心配もありますが、それ以上に「どこで、誰と、何をしているのか分からない」ことがいちばん怖い──そう感じます。

とはいえ、行動範囲が広がる年齢になると、連絡手段はやっぱり必要。
わが家でもついに“スマホデビュー”を考えることにしました!

でも、「安心して持たせられるスマホ」ってどれ?
格安SIMをいろいろ比較した末、TONEモバイルを選んでみることにした理由を、これからご紹介します。

子供にスマホを持たせる時に心配だったこと

スマホがあれば連絡もできて安心——。
そう頭ではわかっていても、やっぱり不安でした。

  • 知らずに怖い人とつながってしまうかもしれない

  • 動画ばかり見て勉強しなくなるかもしれない

  • 突然高額な請求が届くかもしれない
  • 使い方をしっかり教えられる自信がない

特にSNSやYouTubeなどの「見えない世界」に子どもが触れることに対しては、漠然とした怖さがありました。「ちゃんと見守れるのかな…」と不安ばかりが募ってしまいます。

それでも、いろいろ調べてわかってきたのは、「スマホが危ない」のではなく、「どう使うかが大事」ということ。


そして、その“どう使わせるか”をサポートしてくれるサービスを選ぶことが、親にできる最初の一歩だということでした。

子どもの格安SIMを選ぶ際に重視しているポイント3つ

私が子どもの格安SIMを選ぶ際に重視していたのは、以下の3点です。

  • 月額コスト(続けやすさ)
  • 見守り・管理機能の充実度(安心できるか)
  • 通信容量と安定性(子どもが困らないか)

特に重視したのは「見守り機能」です。

見守り機能のある格安SIMで、一緒に悩んだのが「楽天モバイル」「IIJmio」です。

TONEモバイルを選んだ理由と他社との違い【比較表あり】

「どのスマホにするか」ではなく、
「どのサービスなら安心して使わせられるか」。

それを基準に、私は見守り機能がある以下の3つの格安SIMを検討しました。

  1. 楽天モバイル
     →家族割やキッズプランがあって、コスパ良さそう。有名。

  2. IIJmio
     →口コミで評判が良く、料金も安め。選択肢が豊富。

  3. TONEモバイル
     →子ども専用プランがある。見守り機能に定評あり。

それぞれに良いところ・気になるところがあって、実際にけっこう悩みました。

それぞれのサービスに良い点・注意点がありますが、「子どもが使うこと」を前提にした設計かどうかが大きな違いでした。

私が実際に作った比較表とその考察をご紹介します。

サービス名 月額料金(税込) 通信容量 見守り機能 特徴
TONEモバイル 1,100円+308円(見守り込)=1,408円 無制限※動画制限あり ◎ アプリ・時間・居場所・AI検知など 子ども目線・親目線の設計で初期費用や管理もスマート
楽天モバイル 実質528円〜(最強こどもプログラム適用時)+330円=858円 無制限(Rakuten最強プラン) ○(月額330円の「あんしんコントロール by i‑フィルター」) キッズ割引・家族割あり。フィルタリングと居場所確認あり
IIJmio 約1,200〜1,300円 2〜5 GBプラン選択可 △(簡易フィルタリング) 料金と通信容量のバランス◎。ただし見守り機能は限定的

ただし、見守り機能はiPhone端末だと機能が限定されるんです。
例として、iPhoneでの見守り機能を比較してみると、次のようになります。

項目 TONEモバイル 楽天モバイル IIJmio
フィルタリング機能 ◎専用アプリで年齢別設定 ◯iフィルター利用/一部制限あり ◯iフィルター利用/一部制限あり
アプリごとの利用制限 ◎アプリ別に時間設定やブロック可能 ×専用ブラウザのみ制限 ×専用ブラウザのみ制限
端末時間制限(夜だけロックなど) × × ×
居場所確認/通知 ◎ジオフェンス・位置通知あり × ×
追尾モード × ×

TONEモバイルは、iPhoneでも使える機能が多いのに対し、楽天とIIJmioは、iPhoneでの見守り機能が少し弱いかな…と感じました。その分お値段はやすいので、どちらを取るかですね。

TONEモバイルの見守り機能はどこまでできる?

TONEモバイルでは、「TONE見守り」というアプリから「Oneファミリー」というアプリに変わり、とブラウザ経由で見守り機能を提供してくれます。

TONEモバイルの見守り機能で、特に「使いたい!」と思ったのは「居場所確認」の機能。

TONEモバイルの場合、どこへ行ったのかがわかるようにこのように通知をもらうことができます。

その他にも、TONEモバイルには以下のような見守り機能があり、格安SIMなのに大手キャリアにも負けないレベルの手厚さだなと感じました。

機能カテゴリ 機能名・内容 対応端末
追尾モード 最大180秒間のリアルタイム追跡 Android / iPhone
定期位置共有 30分ごとの自動位置更新 Android / iPhone
「#いまどこ」AI応答 即時応答で最新位置を取得 Android / iPhone
ジオフェンス通知 特定場所の出入りを検知して通知 Android / iPhone
乗り物通知 電車・バス等の乗車を検出して通知 Android / iPhone
歩きスマホ検知 操作受付を一時停止して警告画面を表示 Android のみ
時間ロック 指定時間帯に端末操作を制限 Android のみ
アプリ制限・削除 アプリごとの使用制限や削除 Android / iPhone
不適切写真検出AI 肌露出などをAIが判断し撮影をブロック+通知 Android / iPhone
家族チャット・通話 登録家族間での安全なコミュニケーション Android / iPhone
遠隔サポート 保護者が端末操作で遠隔サポート(ロック等) Android のみ

TONEモバイルの設定は難しい?【実際の流れ】

TONEモバイルは見守り機能が充実しているぶん、「初期設定が難しいのでは?」と心配している方も多いのではないでしょうか。実際、「スマホに不慣れな人にはちょっと手間取るかも」という声もいくつか見られました。

TONEモバイルの見守り機能を使うためには、以下のような設定が必要です。

見守り機能を使うまでの流れ
  • ステップ①
    保護者のスマホに専用アプリをインストール
  • ステップ②
    子ども用端末とアプリを連携(認証コード入力)
  • ステップ③
    アプリや利用時間、位置情報通知などを親がカスタマイズして設定

つまり、親側のスマホでもアプリを使って管理することになります。

TONEモバイルだけが特別に面倒というよりは、どの格安SIMでも「見守り機能を使う」ためにはアプリ導入と設定が必要という点では共通しています。

ただ、TONEモバイルは最初から「子どもと親で使う前提」で作られているので、設定画面が比較的わかりやすい印象があります。

TONEモバイルは、スマホ初心者がまったく迷わないレベルではないかもしれません。でも、しっかりとしたガイドと日本語のサポートがあるので、落ち着いて進めれば十分に設定できるというのが多くの口コミの共通意見でした。

他の格安SIMでも結局アプリの設定や制限のカスタマイズは必要だから、「TONEモバイルだけが難しい」というわけじゃないんだね。むしろ、設定したあとはiPhoneで使える機能も他社に比べて多いから、楽なのかも。

TONEモバイルは端末を購入しないと使えない?

TONEモバイルは、以前は「専用のスマホを買わないと使えない」仕組みでしたが、今はすでにお持ちのスマホをそのまま使って契約できるようになっています。

たとえば、親御さんが前に使っていたものなど、対応しているスマホがあれば、TONEモバイルで新しいスマホを買う必要はありません。TONEモバイルから届く「SIMカード(シムカード)」という小さなカードをスマホに入れて、少し設定すれば使えるようになります。

SIMカードとは、スマホの中に入れて「電話をかける」「ネットにつなぐ」ための部品のようなものです。TONEモバイルではこのSIMだけを申し込むことができ、月々の料金も1,100円(税込)からと、とても安く使えるのが特徴です。

ちなみに、おすすめはiPhoneよりもAndroidです。価格もiPhoneより安価なものが多く、TONEモバイルの見守り機能も、使える機能が多いです。

  • iPhoneでも見守り機能をしっかり使いたい人

  • LINEや通話、位置確認がメインで、動画視聴は不要な人

  • 子どもの「スマホ依存」が心配な人
  • 「どこに行ったか」の通知(ジオフェンス)など、高度な安心機能がほしい人

  • フィルタリングやアプリ制限を自分で細かく設定するのが面倒な人

  • 子どもが動画視聴(YouTubeなど)を頻繁に使いたい人

  • 電波の安定性を最優先にしたい人(山間部や地下が多い地域など)

  • 月額をとにかく安くしたい人(他にも安いところはある)

  • 自分でスクリーンタイムなどを細かくカスタマイズできる人

楽天モバイルやIIJmioでは見守り機能はシンプル。一方、TONEモバイルなら「どのアプリ・どの時間帯・どこにいるか」まで親が管理できる設計で、見守りに特化している印象が強かったです。

価格だけで見ると他の格安SIMも優秀ですが、管理性や安心感を取るならTONEモバイルが1番機能が充実していると思いました。

✅ もし使い始めたら?こんな場面で「良かった」と思えそうなところ

TONEモバイルの機能を見ながら、私が「きっとこんな風になるぞ!」と想像しているシチュエーションをご紹介します。(これから使い始めるので、実際のレポートはまた別の記事で)

🌙 夜10時、自動でスマホがロックされる

「もう寝る時間だよー!」と毎晩言うのって、地味にストレスですよね…。「あと5分!」「あと10分!」とだんだん延長されていったり…。

でもTONEモバイルなら、12歳以下の設定にすると、夜10時〜朝6時は自動でスマホが使えなくなる初期設定になっているんです(※親が解除することも可能/Androidのみ)。

つまり、「寝る時間なのに動画を見続けてる…」みたいな状況を防げるわけで、親としてはすごくラクになる気がしました。

📍 登下校や寄り道が自動でわかる「ジオフェンス通知」

私が一番「これいい!」と思ったのがこの機能。

塾や学校、家などあらかじめ場所を登録しておくと、そこに到着・出発したタイミングで親のスマホに通知が届くんです。

「ちゃんと着いたかな?」「もう帰ってきてる?」「今日は遅いけどどこか寄ってる?」とLINEや電話をする必要がなくなって、自然に子どもの行動が見守れるのが魅力でした。

🔐 「この時間・この場所ではスマホNG」も自動で設定できる

TONEモバイルでは、時間帯や曜日、場所ごとにスマホ全体をロックできる機能(Androidのみ)も用意されています(最大5パターンまで設定可)。

たとえば、

  • 平日は夜9時〜朝6時はロック

  • 習いごとの時間だけロック

  • 学校にいる間はロック

など、一度設定しておけば、自動で制限がかかる仕組みいちいち注意しなくて済むのが、本当にありがたいなと感じました。

📱 「このアプリは1日30分だけ」もラクにできる

「YouTubeを見過ぎてしまう…」

「ゲームばかりで勉強しない…」

家でWi-fiが繋がる状態であれば、動画も問題なく見れてしまう。

けど、TONEモバイルならアプリごとに1日の使用時間を設定(5分単位)できるので、「このアプリは30分まで」と決めておけば、それ以上は自動でブロックされます。

「スマホ依存にならないようにしたい」

「うるさく言いたくない」

という親心にぴったりな仕組みだと思いました。

こうして見てみると、TONEモバイルの見守り機能は「子どもが悪気なく使いすぎちゃう」ような場面を、自然に・自動で防げるように設計されているのがわかります。

「設定しておけば、あとは任せられる」──
忙しい親にとって、これはとても大きな安心材料だと思いました。

TONEモバイルは“安心”で選ぶ価値あり

今回、TONEモバイルを選ぶまでにいろいろ比較して、正直迷いました。
楽天モバイルやIIJmioも安くて、工夫すれば見守り機能も使えます。

でも、TONEモバイルは最初から「子どもが使うこと」を前提にした設計になっているのが大きな魅力でした。

とくに、私が決め手にしたのは以下のポイントです。

  • ジオフェンス(指定エリアの出入り通知)など、他社にはない安心機能
  • iPhone端末でも他社より見守り機能が多い
  • 通話やLINEなど、必要最低限はちゃんとつながる(動画以外無制限)

  • スマホ依存症を自動で回避してくれそう

もちろん、場所によってはつながりにくいという不安もあるので、エリア確認は必須。でも、「安心して持たせたい」という私のような親にはぴったりのサービスだと思いました。

これを書いている今はまだ申し込み前ですが、納得してTONEモバイルにしてみようと決めました
まずは試しに使ってみて、実際にどうなのかを確かめて見たいと思います^^

実際に使ってみた感想は、また別の記事でレポートしたいと思います!

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